東日本大震災の被災地の復興を、改めて心よりお祈り申しあげます。日本出張中に大震災を経験し、先週米国に戻りました。米国のマスメディアのセンセーショナルな報道とは別に、米国のごく普通の人たちは心底日本の人たちのことを心配しています。これは、ブログに詳細を書きましたのでご一読ください。

今回は10/28 & 10/29開催のad:tech tokyo 2011のアドバイザリーボードメンバーに選出され、その会議出席のために来日しました。その後、震災の前の3/8にLooopsの斉藤さんとLooops TVでUst対談を行い、TechDoll の三橋ゆか里さんも交えて、楽しいおしゃべりをさせていただきました。アーカイブはここにありますので、お時間がある時にご覧ください。番組放映中のTweetsはここで見られます。日米間のソーシャルメディアやネットワークに関する肌感覚に違いや、マーケターとしてコミュニケーションの立ち位置をどこに置くかなど、色んな角度からお話しました。
 

米国ではオンラインユーザの70%近い人がソーシャルネットワークを使っているので、震災に関しては当然のようにマスメディアだけに頼らず、ソーシャルメディアを使って、より日本を知っている人たちから情報をとって、ライブで情報収集をしています。彼らは口を揃えて「日本の素晴らしさ」を語っています。日本人ほど「我慢強く、お互いを助け合い、精神的に強い」国民は他にいない。日本だからこそ、この近年の歴史上最悪とも言うべき大災害で、大混乱もなく、整然と事態の復興にフォーカスできる、これが米国で起こったらとんでもないことになっていたと、アタマを抱えています。

世界中が今、日本を応援しています。今は1人1人が自分でできることを誠実に継続的にやって行くことが大切だと実感しています。